本記事では、自分でTシャツを丈詰めする方法を4通りご紹介します。裾上げテープや布用接着剤を使う簡単な方法から、ミシンを使う本格的な方法まで幅広くカバーしています。注意点も紹介しているので、自分で丈詰めする際は、ぜひ参考にしてください。
Tシャツを自分で丈詰めする方法


Tシャツの丈詰めというと、針と糸を使う面倒な作業を想像する方も多いでしょう。しかし、便利なアイテムを活用すれば、裁縫が苦手な方でも手軽に丈詰めができます。
本記事では、Tシャツを自分で丈詰めする4つの方法をご紹介します。
1. 裾上げテープを使う
1つ目は、裾上げテープを使って丈詰めする方法です。裾上げテープは手芸店や100円ショップなどで手に入ります。
丈詰めしたい部分に裾上げテープを置き、アイロンで熱を加えるだけで接着できます。裾上げテープを使えば針や糸は必要ないため、裁縫が苦手な方にもおすすめです。
裾上げテープには、片面接着タイプと両面接着タイプの2種類があります。片面接着タイプは折り返した布の上からアイロンで接着します。テープが外から見えるため、貼り付け位置が分かりやすいのが特徴です。一方、両面接着タイプは折り返した裾の間に挟んでアイロンで接着します。テープが外から見えないため、奇麗に仕上がります。
初心者の方には貼り付け位置が見えやすく、耐久性が高い片面接着タイプがおすすめです。以下では片面接着タイプを使った丈詰めの方法を解説します。
用意する物
まずは、以下の物を用意しましょう。
- 裾上げテープ(片面接着タイプ)
- はさみ
- アイロン
- アイロン台
- 当て布
丈詰めの手順
以下の手順で丈詰めを行います。タグの洗濯表示を見て、中温以上でアイロンを掛けられるかどうかを確認してから始めましょう。
- Tシャツを裏返して、丈詰めしたい長さで折り曲げる
- 折り曲げた裾にアイロンを掛けて折り目を付ける
- 裾上げテープはアイロンを掛けると縮むため、裾上げする部分の1周の長さより2cm長くカットする
- 裾上げテープを水に濡らして軽く絞る
- 裾上げする部分にテープを固定し、当て布をする
- 当て布の上から140〜160度のアイロンを20秒ほど押し当てる
- 軽く浮かせて場所をずらし、5〜6を1周繰り返したら完成
裾上げテープはしっかり水に濡らすことがポイントです。濡らし方が足りない場合、洗濯を繰り返すうちにテープが剥がれてくることがあります。
また、アイロンを掛けるときは、アイロンを滑らせないよう注意が必要です。滑らせるとテープがずれてしまうため、いったんアイロンを浮かせてから場所をずらして押し当てましょう。
2. 布用接着剤を使う
2つ目は、布用接着剤を使って折り返した部分を接着する方法です。裾上げテープと同じように針や糸は使わないため、裁縫が得意でない方に向いています。布用接着剤も100円ショップや手芸店で購入できます。
用意する物
以下のアイテムを用意します。
- 布用接着剤
- アイロン
- アイロン台
- 当て布
布用接着剤や布用接着剤は、洗濯可になっている物を選びましょう。また、商品によって使える生地の種類が異なるため、Tシャツの素材に合わせて選ぶことも大切です。
丈詰めの手順
丈詰めの手順は以下の通りです。布用接着剤もアイロンを使用します。中温以上でアイロンを掛けられることを確認した上で行いましょう。
- Tシャツを裏返して、丈詰めしたい長さで折り曲げる
- 丈詰めする部分にアイロンを掛けて折り目を付ける
- 折り返した部分に布用接着剤を塗って接着する
- 当て布の上から140〜160度のアイロンを当て、約10秒ずつ押し当てて接着する
なお、薄い素材の場合、接着剤が裏面から染みることがあります。素材によっては染みになる場合もあるため、注意しましょう。
3. 手縫いする
3つ目は、針と糸を使って手縫いする方法です。耐久性を重視する方におすすめです。Tシャツを手縫いすると針の穴が目立つことがあるため、細い縫い針を使うと良いでしょう。なお、Tシャツの丈詰めにはまつり縫いが適しています。
用意する物
以下のアイテムを用意しましょう。
- 縫い針
- まち針
- 糸(Tシャツの色に近い物)
- アイロン
- アイロン台
丈詰めの手順
丈詰めの手順は次の通りです。
- 裾の縫い目をほどき、アイロンを掛けて折り目を直す
- 裏返して丈詰めする長さを決め、三つ折りにしてまち針を打つ
- アイロンを掛けて折り目を付ける
- 針に糸を通して玉結びを作り、縫い代(三つ折りした部分)の裏側から針を入れる
- 3〜4mm間隔で表布を1mmすくい、縫い代の裏側から斜めに針を出すのを繰り返し、最後は玉止めすれば完成
表布をすくうときは、なるべく小さくすくいましょう。縫い目が目立ちにくいため、奇麗に仕上がります。
4. ミシンで縫う
4つ目は、ミシンで縫って丈詰めする方法です。ミシンを持っている方は、ミシンで縫うと早く奇麗に仕上がります。ミシン糸はTシャツの色に合わせたニット用ミシン糸を選びましょう。
Tシャツの裾を切って仕上げると端処理が必要です。今回は、端処理しない方法をご紹介します。
用意する物
次のアイテムを用意しましょう。
- ミシン
- ニット用ミシン糸(生地の色に合う物)
- まち針
- アイロン
- アイロン台
丈詰めの手順
丈詰めの手順は次の通りです。
- Tシャツを裏返し、丈詰めする長さを決めて裾を三つ折りにする
- 三つ折りした部分をまち針でとめ、折り目が付くようにアイロンを掛ける
- 生地に厚みのある側面の縫い目から1周縫う(縫い始めの返し縫いは不要)
- 縫い始めの位置と重なるように返し縫いをすれば完成
Tシャツは伸びやすいため、ミシンで丈詰めするときは、生地を引っ張らないように注意しましょう。手に力を入れず、ゆっくり縫うと奇麗に仕上がります。
自分でTシャツの丈詰めをするときの注意点
自分でTシャツの丈詰めをするときは、次の2点に注意しましょう。
Tシャツの伸びやほつれに注意する
Tシャツの丈詰めをするときは、伸びやほつれに注意しましょう。衣類の生地を大きく分けると「編み物」「織物」の2種類があり、Tシャツは編み物です。編み物はよく伸びることが特徴で、端を切りっぱなしにすると、ほつれたり丸まったりします。
素材表示を確認する
自分でTシャツを丈詰めするときは、作業しやすいようにアイロンで折り目を付けます。Tシャツの素材によって使用できるアイロンの温度は異なります。素材表示に従わずに高温でアイロンを掛けてしまうと、衣類が縮んだり光沢が出たりするため、素材表示で適切な温度を確認しましょう。
Tシャツの丈詰めは自分でもできる
裁縫をほとんどしない方は、「Tシャツの丈詰めなんて自分でできない」と思うかもしれませんが、針や糸を使わなくても丈詰めは可能です。裾上げテープや布用接着剤は100円ショップでも手に入るため、自分で丈詰めを行えば費用もほとんどかかりません。裁縫に慣れている方なら、より耐久性が高い手縫いやミシンで縫う方法にチャレンジしてみましょう。
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